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オンスとは
オンスはよくデニム生地の厚みの比較で言われていますが、実際には一定面積当たりの重さです。
厚み≒重さなのでそれほど間違いではないですが、基本的にはデニムは10~14オンスが普通です。
なぜそれが普通かというと、生地が厚く、重くなればなるほど履き心地は悪いからです。
一度鬼デニムの21オンスを履いていましたが、真冬だけは助かるといった感じでした。
今回たまたま28オンスのデニムが手に入りました。
なんだか段ボールを触っているみたいです。
洗うと30オンスくらいにはなるのでは。
さすがに普通のミシンでデニムを縫うのは難しいだろうということで、トートバッグを作ることに。
28オンスデニムを縫った感じ
やはり縫うのが怖い硬さですが、糸が太いせいか縦糸と横糸の間の隙間が大きく、
針通りはいいです。
底布に使ったのはインドのカディ。四隅にコードバンで補強。
内布には沖縄の古い着物地を使いました。
何もなくとも自立します。
今回職業用ミシンで縫いましたが、針は2,3本折れました。
生地は5枚重ねが限界です。
ジーンズを縫おうとするとかなりミシンの調整や技術が必要です。
メーカーで28オンスのデニムを販売しているのをたまに見かけますが、
その心意気はもはや漢。もうけなどを考えていないのでしょう。
おそらくミシンに対するダメージは相当大きいと思います。
バッグは友人にあげました。自立するのが好評でした。